協賛のお願い

謹啓
皆様におかれましては益々ご盛栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

このたびは、「第13回 高校化学グランドコンテスト」の開催に伴い、皆様からのご支援を賜りたいと存じます。
今年度は、最終選考会を平成28年11月5日(土)・6日(日)の2日間にわたり、大阪市立大学 学術情報総合センターにて開催する予定です。

本コンテストは、大阪市立大学、読売新聞大阪本社が主催し、平成16年の第1回から数えて今回で13 回目を迎えます。
高等学校及び工業高等専門学校の生徒自らが、自主的な研究活動を楽しみながら科学的な創造力を培う機会を提供することによって、将来の科学・技術を担い牽引する人材を育成し、社会に貢献することを目的としてこれまで実施して参りました。

本コンテストは徐々にその規模を拡大し、昨年度は23都府県から51校・71チームの参加がありました。おかげさまで質・量ともに年々増え、盛会となっております。今回も第12回に引き続き、本事業の今後の発展、およびグローバル人材育成の観点から、海外の高校生を招へいし「国際版 高校化学グランドコンテスト」として開催します。化学を通じて他国の高校生と交流する機会を得ることは、高校生にとってよい刺激となり、教育上も大きな波及効果が得られるものと考えております。

さて、本コンテストでは、参加に要する費用は基本的に参加者の自己負担としておりますが、遠方からの参加の場合、旅費の工面が本コンテストへ参加する上での主な障害となっております。このような資金面での理由で本コンテストへの参加を断念される事は主催者として大変残念であり、最終選考会で発表を行うグループについては、その旅費の一部を補助することにしております。

旅費の補助も含め、本来であれば、コンテストの運営費用は主催団体が拠出するべきですが、大学の会計法上、参加者旅費の補助は行えないという制限が課せられています。また、海外からの高校生の招へいには、滞在費等の負担が必要となりますので、より大きな額の補助金が必要です。そのため、大学および化学に関わりのある多くの企業・団体ならびに個人の皆様からの、資金面でのご支援をお願いしています

景気の先行きが不安な昨今、このようなお願いを申し上げるのは誠に心苦しいことではありますが、本コンテストの趣意ならびに諸事情をご賢察いただき、ご支援を賜りますよう、何卒お願い申し上げる次第です。

謹白
平成28年4月吉日
第13回 高校化学グランドコンテスト実行委員会事務局長
中島 洋

【協賛関連書類】

1.寄付金募集要項
2.趣意書
3.寄附金特典
(いずれもPDFファイル)