協賛のお願い

謹啓

 皆様におかれましては益々ご盛栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 このたびは、「第14回 高校化学グランドコンテスト」の開催に伴い、皆様からのご支援を賜りたいと存じます。今年度は、最終選考会を平成29年10月28日(土)・29日(日)の2日間にわたり、名古屋市立大学田辺通キャンパスにて開催します。

 本コンテストの目的は、高等学校及び工業高等専門学校の生徒が、自ら自主的な化学的研究活動を通し、科学的な創造力を培う機会を提供することによって、将来の科学・技術を担い、牽引する人材を育成し、社会に貢献することにあります。
 本年度より新たに名古屋市立大学と横浜市立大学が主催者に加わり、大阪市立大学、読売新聞社とともに四者による共同主催となりました。また、初めて名古屋市立大学での開催となります。

 昨年度は19都府県から45校・71チームの参加があり、本コンテストは徐々に規模を拡大しています。今回も第13回に引き続き、本事業の今後の発展、およびグローバル人材育成の観点から、海外の高校生を招へいし「高校化学グランドコンテスト 国際大会」として開催します。化学を通じて他国の高校生と交流する機会を得ることは、国内の高校生にとってもよい刺激となり、教育上もグローバル化といった大きな波及効果が得られるものと考えております。

 さて、本コンテストでは、参加に要する費用は基本的に参加者の自己負担としておりますが、遠方からの参加の場合、旅費の工面が本コンテストへ参加する上での主な障害となっております。このような資金面での理由で本コンテストへの参加を断念される事は主催者として大変残念であり、口頭やポスター発表を行うグループについては、その旅費の一部を補助することにしております。

 旅費の補助も含め、本来であれば、コンテストの運営費用は主催団体が拠出するべきですが、大学の会計法上、参加者旅費の補助は行えないという制限が課せられています。そのため、大学および科学に関わりのある多くの企業・団体ならびに個人の皆様からの、資金面でのご支援をお願いしています

 景気の先行きが不透明な昨今、このようなお願いを申し上げるのは誠に心苦しいことではありますが、本コンテストの趣意ならびに諸事情をご賢察いただき、ご支援を賜りますよう、何卒お願い申し上げる次第です。

謹白

平成29年5月吉日
第14回 高校化学グランドコンテスト実行委員会事務局長
櫻井 宣彦

協賛関連書類

  1. 寄付金募集要項(書き込み可能PDF)
  2. 趣意書
  3. 寄附金特典

(いずれもPDFファイル。クリックすると新しい画面が開きます)